【特集】F2Yシーダート/P6Mシーマスター
アメリカ海軍は1940年代末、来る超音速戦闘機の運用が従来の空母の大きさでは困難であること、さらに航空機による核兵器運搬手段を確保するべく、水上発着型ジェット戦闘機と爆撃もこなすジェット飛行艇を考案しました。それがF2YシーダートとP6Mシーマスターです。同時に洋上の水上機母艦や潜水艦を拠点にして両機を運用する「シープレーン・ストライキングフォース」という構想を進めるも、技術的な難題や代替手段の登場によって、計画は中止に。しかし当時のSF特撮ドラマのキャラクターを地で行くようなメカニズムはいまも強烈な存在感を放っています。そうした両機の特集は本邦初。今号ではそれらの開発の経緯から運用方法まで詳細に解説しています。
〈主な内容〉
(1)数少ない現存カラー写真を巻頭ページで掲載
(2)詳細なカッタウェイ図、カラー塗装図も紹介
(3)シープレーン・ストライキングフォース詳述
(4)両機の開発経緯と運用構想などを詳しく解説
(5)構造とシステム、搭載ウェポン類も一挙紹介
(6)日本でも行なわれていた高速水上戦闘機研究
(7)F2YとP6Mの1/72と1/144スケールの各三面図
■商品情報
特集 F2Yシーダート/P6Mシーマスター
カラー16ページ、モノクロ64ページ 全80ページ
発売日:2022.2.2
ISBN978-4-89319-336-0